国際的な認証団体が選ぶ、「世界の持続可能な観光地トップ100」に、丸亀市と三豊市が選ばれました。丸亀市の選出は2回目で三豊市は今回初めてとなります。
「世界の持続可能な観光地トップ100」は、オランダに本部を置く国際的な認証団体がより良い観光地作りに取り組む地域を毎年、表彰しているものです。国内では2025年、10の地域が選ばれ、このうち香川県からは、丸亀市と三豊市が選ばれました。
丸亀市の選出は、2023年以来2回目で、市のレジャー施設、レオマリゾートで、廃棄される食材を園内の植物などの堆肥として活用するなど、地域資源を活用した循環型の観光地作りが高く評価されました。
一方、今回初めて選出された三豊市は、市の人気観光地、父母ヶ浜について住民による清掃活動やSNSを使った観光客の誘致などの持続的な取り組みが評価されました。
(丸亀市 松永恭二市長)
「選出されたことによって世間の人に知ってもらい、観光や研修に来てくれることを強く望んでいる」
(三豊市 山下昭史市長)
「父母ヶ浜は知名度が上がっていたが、世界的に認められたことは大きい。世界にいえるブランドになるような取り組みをしていきたい」
今回の選出で、海外からのインバウンドも期待できるということで、市は引き続き、地域振興に取り組んでいきたいとしています。