結核や呼吸器の感染症予防を呼びかける街頭活動が、24日、沖縄県那覇市で行われました。
街頭活動は、24日から始まった結核・呼吸器感染症予防週間に合わせて行われたもので、県の職員や結核予防婦人連絡協議会などが、手洗いやマスクの着用といった基本的な感染症対策を呼びかけるチラシを配布しました。
2024年、県内で結核を発症した患者は141人で、2023年よりも13人多く、人口10万人あたりの罹患率は全国平均を上回っています。
結核は空気感染し、肺に炎症が起こる病気で、国内では2024年に1400人あまりが亡くなっています。
県は定期検診を受けるほか、咳、微熱など風邪に似た症状が2週間以上続く場合は、医療機関で受診するよう呼びかけています。