◆ロサンゼルス・ドジャース7-2コロラド・ロッキーズ 9日(日本時間10日午前11時10分試合開始、ドジャースタジアム)

メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは9日(日本時間10日)、ホームでロッキーズと対戦し、大谷翔平選手(31)は「1番DH」で先発出場。3回に今季18個目の盗塁、5回にはタイムリーヒットをマークした。

前日のロッキーズ戦で大谷は7回に二塁打を放ってムーキー・ベッツの決勝打をお膳立てするなど、3打数1安打1四球、得点1、三振2の成績だった。

ナ・リーグ本塁打王争いは、トップに立つシュワーバー(フィリーズ)が9日のメッツ戦で50号を打ち、48本の大谷に2本差をつけている。

ドジャースの先発は今季5勝3敗・防御率3.59のシーハン投手、一方のロッキーズは今季3勝12敗・防御率6.19のマルケス投手が先発した。

1回裏の第1打席、大谷はカウント2-0で3球目の外角シンカーを打ち上げたが、飛距離は出ずセンターフライ。

2回裏1死3塁で6番テオスカー・ヘルナンデスの打席、暴投で3塁走者ウィル・スミスがホームに還りドジャースが1点を先制。

3回裏2死走者なしで大谷の第2打席、3-2フルカウントで6球目に今季98個目の四球を選んで出塁。2番ベッツの打席で2塁へ今季18個目の盗塁を決めた。ここでベッツのレフトスタンドへのツーランホームランが飛び出し、大谷は今季129得点目のホームイン。ドジャースが3-0とリードを広げた。

4回裏2死走者なしで6番T・ヘルナンデスがセンターへソロホームランを放ち4-0。

5回裏1死2塁で大谷の第3打席、カウント0-1で2球目の真ん中寄りナックルカーブを打ち返した打球速度170キロの痛烈なゴロを一塁手が捕球しきれず、ライト前へ抜けるタイムリーヒットとなり5-0。大谷は2番ベッツの二塁打で3塁まで進んだが、得点には至らなかった。

6回表1死1、2塁で1番フリーマンにタイムリーが出てロッキーズが1点を返す。

7回裏1死走者なしで大谷の第4打席は2番手コントレラスとの対戦。カウント1-2で4球目の外角低めカーブを打ってファーストゴロに倒れた。

8回裏先頭の3番フリーマンが右中間へソロホームラン。2死走者なしとなって6番T・ヘルナンデスにレフトへこの日2本目となる一発が飛び出し、ドジャースが7-1とした。

ドジャースは9回表に3番手イェイツがロッキーズ3番グッドマンに一発を浴びたが、7-2で勝利。ナ・リーグ西地区2位のパドレスがこの日敗れたため、ドジャースは2ゲーム差で首位を堅守している。

大谷は3打数1安打1四球、打点1、得点1、盗塁1の成績だった。

プライムオンライン編集部
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