長年にわたり植樹活動に取り組み、2025年4月に亡くなった畠山重篤さんに対し、宮城県気仙沼市は名誉市民の称号を贈りました。
2025年4月に81歳で亡くなった畠山重篤さんは「森は海の恋人」をキーワードに長年にわたり植樹活動に取り組んできました。
その活動は世界的に評価され、2012年には国連から「森の英雄」にも選ばれました。
こうした功績に対し、気仙沼市は名誉市民の称号を贈ることを決め、9月7日のセレモニーでは長男の畠山哲さんに「名誉市民章」などが贈られました。
長男・畠山哲さん
「できれば公の場で市の皆様、関係者近くの人たちに何とかお礼を言いたいということできょうは受けさせていただきました。本当に感謝しています」
気仙沼市によりますと、2006年の合併以降、名誉市民の称号を贈るのは畠山さんが初めてです。