JAグループ佐賀は、今年のコメの概算金を明らかにしました。さがびよりで60キロあたり2万9500円と去年の同じ時期の価格に比べ、1万2900円高く設定されました。

概算金とは、JAがコメを買い取るときに農家に一時的に渡す前払い金のことで、その後、販売状況などによって追加で支払われます。
JAグループ佐賀は、県内の主要銘柄のコメの概算金を明らかにしました。
玄米60キロあたり、さがびよりは2万9500円、夢しずくは2万9000円、新品種、ひなたまるは2万8500円などとなっています。
去年の同じ時期に発表された去年産のコメの概算金より、1万3000円前後高い価格となっています。

【県内のコメ農家】
「正直とてもうれしく思っている。いろいろな経費が上がってきているのでこれで来年再来年と続けていけるような価格になってきていると思う」

JAグループ佐賀は、この価格設定の理由について、「農家の方々に安心して出荷してもらうため」「末端価格や販売量の安定化につなげ、消費者に安心してコメを買ってもらうため」としています。

また、もち米や酒米については9月下旬ごろに明らかにするということです。

サガテレビ
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