北海道南部の黒松内町で、9月3日、川の中から身元不明の男性が見つかり、その後死亡が確認されました。
男性が発見されたのは黒松内町熱郛付近を流れる朱太川です。
3日午前11時30分ごろ、「胴付き長靴と魚をすくうタモ網が浮かんでいる。人が倒れているのではないか」と釣り人が知人を通して消防に通報しました。
消防が駆けつけたところ、膝ほどの水深の川の中で、仰向けに倒れている男性を発見。男性は胴付き長靴(川釣り用の長靴)を履いており、水面から足先が見えていました。
男性は意識のない状態で病院に搬送され、その後死亡が確認されました。
消防によりますと、男性は70代くらいで、釣り人の服装をしていました。現場には釣り竿などが残されていて、目立った外傷はありませんでした。
警察は男性の身元の特定を急ぐとともに、事件・事故の両面で捜査しています。