人生における働くことの重要度に関する国際調査で、日本は重要度が上がっているとの回答が他の国と比べて低いことが分かりました。

あなたの人生において、仕事はどれぐらい重要ですか。

求人情報サービスなどを提供する企業が世界各国で調査を行ったところ、仕事の重要度が5年前に比べて「上がっている」と回答した人は、アメリカでは51.6%、中国は61.0%なのに対し、日本では20.2%でした。

なぜ日本は仕事の重要度が上がらないのか。

3カ国を比較すると、まず要因の一つとみられるのが、「ワークライフバランスを重視する」人が多いということです。

また仕事を通じて得られる最も重要な感情について、「経済的な満足感」が2カ国と比べて高く、働く動機として“賃金”を重視するようだとしています。

一方、「勤めている企業が自身の働きぶりに対して十分な報酬を支払っているか」という質問については、日本は22.7%で、2カ国と比べて著しく低いことが分かりました。