石井章元議員をめぐる公設秘書給与詐欺事件で、秘書として届け出されていた親族が勤務実態がなかったことを認める趣旨の説明をしていることが分かりました。
石井元議員をめぐっては、国から秘書給与をだまし取った疑いが持たれています。
関係者によりますと、公設秘書として届け出された石井元議員の親族が、東京地検特捜部の調べに、勤務実態がなかったことを認める趣旨の説明をしていることが分かりました。
この親族は、石井元議員自らが理事長を務める社会福祉法人の関係者だということです。
特捜部は関係者から事情を聴くなどして、実態解明を進めています。