日本国際博覧会協会は、11の海外パビリオンの工事関係者から工事費用の未払いの相談が寄せられていると明らかにしました。
博覧会協会によると、工事関係者から工事費用の未払いの相談が寄せられているのは、インド・ウズベキスタン・タイ・ポーランドなど11か国の海外パビリオンです。
海外パビリオンの建設をめぐっては、アンゴラやマルタのパビリオンで工事費用の未払いが発生し下請け業者らが「被害者の会」を設立し一部、訴訟にも発展しています。
【博覧会協会 高科副事務総長】
「(参加国に)これだけ法令順守伝えてきた中で、問題が大きくなったのは、大変遺憾で残念」
博覧会協会は現在、国などと連携しながら参加国への働きかけを行っていますが、協会が未払い費用の立て替えをすることは想定していないということです。