酒を飲んで車を運転したとして、和歌山県の県立高校に勤務する男性教諭がきょう=1日付けで、停職6カ月の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、和歌山県立日高高校に勤務する、46歳の男性教諭です。
和歌山県教育委員会によると、男性教諭はことし7月20日の夜、和歌山市内の飲食店で1人で酒を飲んだ後、自家用車を運転したということです。
当時、赤信号で車を停めたところ、男性教諭はそのまま約30分にわたって車内で居眠りをしてしまい、「道路上で動かない車がある」と通報を受けた警察が呼気を調べた結果、アルコールを検出。
その後、男性教諭は罰金30万円の略式命令を受け、即日納付したということです。
教育委員会の調査に対し、男性教諭は「大ジョッキで1杯飲んだ」と、酒気帯び運転の事実を認めたうえで、飲酒運転の理由について「代行(運転)を呼ぼうと思ったが『1時間以上かかる』といわれた」ためと説明しているということです。