雲仙・普賢岳災害の対応に奔走し、「ひげの市長」として知られた長崎・島原市の元市長・鐘ヶ江管一さんが亡くなりました。94歳でした。
鐘ヶ江さんは1980年、島原市長に初当選し、3期12年務めました。
1990年11月には雲仙・普賢岳が噴火し、鐘ヶ江さんは避難対策などの陣頭指揮にあたりました。
復興を成し遂げるまでは、と伸ばしたあごひげから「ひげの市長さん」として注目されました。
市長退任後は、防災意識の大切さについて約1000回を超える講演活動に取り組みました。
鐘ヶ江さんは肺炎のため8月22日、島原市内の病院で亡くなりました。
94歳でした。