(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時40分現在

◆きょう22日(金)の気温
 道東の内陸部は、朝は冷えました。
 西興部村や根室市中標津空港では12℃まで下がりました。
 日中は、日本海側を中心に、気温が上がり、
 道内で一番暑くなったのは芦別市で最高気温は28.9℃でした。
 湿度が高く、蒸し暑く感じられたかもしれません。

◆今夜から再び大雨
 北海道付近を前線を伴った低気圧が通過します。
 1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあり、
 雷を伴うかもしれません。
 今週の大雨で、すでに地盤が緩み、川も増水していますので、
 災害が起こりやすくなっています。
 今夜からあすにかけての総雨量は、日本海側北部で120ミリです。
 地域から出される防災情報に気を付けて下さい。

◆週末の予報
 ・23日(土)
 未明から朝にかけて大雨のピークです。
 強い風も伴うでしょう。
 午後は回復して晴れ間が戻る所がありそうです。
 最高気温は、札幌、苫小牧、千歳、函館で30℃以上と
 真夏日となりそうです。
 ・24日(日)
 東部は雲が残りますが、西部は青空が広がるでしょう。
 空気もからっとしそうです。
 夏休み最終日で、行楽やお出かけにも良いですが、
 これまでの大雨の影響が残り、危ない所もありますので、
 山や川のレジャーは気を付けて下さい。

◆札幌10日間予報 23日(土)~9月1日(月)
 週明け25日(月)は、青空が広がりますが、 
 晴天は続かず26日(火)は、雨量が多くなりそうです。
 27日(水)以降は、天気が回復しますが、
 初秋の空気に入れ替わり、最高気温でも25℃前後と、しのぎやすくなるでしょう。
 ただ、暑さ疲れが出てくるころでもありますので、
 体調管理に気を付けて下さい。

◆全道の週間予報 23日(土)~29日(金) 
 来週は26日(火)から27日(水)にかけて、
 北海道付近を発達した低気圧が通過しますので、
 大雨の所があるでしょう。
 これからは雨が降るたびに、涼しい空気が流れこみ季節が進みそうです。
 朝晩は肌寒い所もありますので、重ね着などが良さそうです。

◆1か月予報 
 9月22日ごろにかけての天候は、
 全道的に平均気温は高く、日本海側の降水量は多めとなっています。
 シルバーウィークを迎える時期にかけても、、
 残暑は続き、札幌も25℃以上の夏日が多くあるでしょう。 
 農作物は収穫時期ですが、日本海側は雨が多くなりますので、 
 最新の情報に気を付けて下さい。
 また、大雪山系など高い山では、9月中旬から紅葉が始まりますが、
 今年は、高温のため、見ごろは遅いかもしれませんね。

北海道文化放送
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