鳥取県出身で、マラソンなど長距離で活躍した岡本直己さん。
都道府県対抗駅伝で通算134人抜きの記録を持つ“駅伝界のレジェンド”です。
倉吉市で8月21日、「特別コーチ」として中学校の駅伝部員を指導しました。

倉吉市の東中学校、駅伝部員たちとランニングしているのは、岡本直己さん。
合わせて19回出場した全国都道府県対抗駅伝で、史上最多の通算134人抜きを達成した“駅伝界のレジェンド”です。
2025年1月に第一線を退き、21日は、子どもたちの運動意欲の向上を図るため県が派遣する「特別コーチ」として、駅伝部の指導にあたりました。

岡本さんは琴浦町の出身、由良育英、現在の鳥取中央育英高校から明治大学を経て中国電力に入社。
駅伝メンバーとして活躍したほか、フルマラソンでも優勝経験を持つトップアスリートです。

21日の練習では生徒たちと一緒に、トラックを回るたび徐々にペースをあげていく「ビルドアップ」と呼ばれるトレーニングを行いました。

生徒:
勉強になりました。ずっと一緒に話して走ってくれたので、コミュニケーションも取りやすくて良かった。

生徒:
すごく速くてフォームもきれいでかっこよかった。走り方とか気持ちの持ち方とか本当にすごいなと思って、僕も真似したい。

岡本直己さん:
すごく雰囲気が良くて、チーム全員で強くなっていこうという気持ちを感じました。感謝の気持ちですね。今自分があるのは、周りを支えてくれている人のおかげなので、その感謝の気持ちを忘れないように過ごしてほしい。

トップレベルの走りを身をもって体験した生徒たち。
次は、全国大会出場がかかる秋の大会に挑むということです。

TSKさんいん中央テレビ
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