富士山頂で発熱し、吐き気をもよおした女子中学生が8月21日、静岡県警の山岳遭難救助隊によって救助されました。
警察によりますと、愛知県に住む女子中学生(13)は8月20日、家族と共に富士山を登っていたところ、8合目付近で頭痛を感じたものの無理を押して登頂しました。
その後、山小屋に宿泊しましたが、21日朝になると熱があったほか、吐き気をもよおしていたため、家族が消防に助けを求めたということです。
通報を受け、静岡県警の山岳遭難救助隊が出動し、女子中学生を民間のブルドーザーで5合目まで搬送しました。
女子中学生は病院には行っておらず、命に別条はありません。
警察は下山までの体力を考えた無理のない登山計画を立てるよう呼びかけています。