8月8日の大雨で付近の護岸が崩れるなどして、現在も通行止めが続く鹿児島県姶良市の網掛橋を20日、中野国土交通大臣が視察に訪れました。
橋の復旧には数カ月要する見込みだということです。
8月8日の大雨で姶良市の網掛橋では付近の護岸が崩れ、車が転落している場所もありました。
現在も護岸は崩れたままで、復旧には数カ月を要する見込みです。
この現場を20日、中野国土交通大臣が視察に訪れました。
中野大臣は網掛橋が現在も通行止めとなっていることや、21日から始まる復旧工事に関する説明を受けました。
中野国交相
「本当に大きな力が働いた。大きな被害であると改めて実感した。施工も大変難しい状況であるとは思うが、一日も早い復旧を目指して頑張っていきましょう」
県によりますと、今回の大雨による住宅被害はわかっているものだけで、床上浸水が639戸,床下浸水が564戸となっていて今後さらに増える可能性もあります。
また、姶良市や霧島市の広い範囲で続いていた断水は19日までにすべて解消したということです。
一方で、視察が行われた国道10号の網掛橋を含む国道と県道あわせて16カ所で現在も通行止めが続いています。