8月18日、大阪・ミナミで発生したビル火災を受け、宮崎市の繁華街「ニシタチ」では、さきほど、宮崎市消防局による緊急点検が行われました。
対象となったのは、屋内階段が1つしかない飲食店などが入る5階以上のビルで、消防局の職員6人が、テナントの関係者に火災予防に関するリーフレットを配布。
また、建物内の通路の幅が消火活動をする上で十分であるかなどを確認していました。
(宮崎市消防局 予防査察係 吉田忠史係長)
「火災リスクというのはどこでも潜在しているかなと思っております。そのためこういった検査、定期的な調査、そういった部分は必要になってくるかなと思っております」
点検の対象となるビルは全部で16棟あり、宮崎市消防局では、8月末までに点検を終わらせるということです。
大阪・ミナミのビル火災では、消火活動にあたった消防隊員2人が亡くなっていて、このうちの1人は都城市出身の長友光成さん22歳でした。