今年3月に宮崎市鏡洲で発生した林野火災について、宮崎市消防局が発火の原因について「たばこの可能性もあると推定している」ことがわかりました。
火災は3月25日に宮崎市鏡洲で発生し、自衛隊のヘリコプターも出て、火はおよそ2日後に消し止められました。
けが人や建物への被害はありませんでしたが、鏡洲地区の70世帯に避難指示が出されたほか、小学校が臨時休校になるなど影響が出ました。
宮崎市消防局が警察とともに、実況見分や現場で作業をしていた人への聞き取りなどを行い調査したところ、放火や野焼きなど他の原因の可能性は低く、「発火原因はたばこの可能性もあると推定している」ことがわかりました。
消防法では、全ての火災で火災原因などの調査が定められていて、宮崎市消防局は、今回の林野火災の調査報告書を今年6月にまとめています。