2025年4月、長崎市の遊技施設内で倒れ、心肺停止になった男性を客や従業員が迅速かつ適切に対応し、命を救ったとして、消防署から感謝状が贈られました。

長崎市の南消防署で行われた贈呈式では、岡本和幸署長から男性4人に救急功労への感謝状が手渡されました。

4人は2025年4月2日、長崎市内の遊技施設で60代の男性客が倒れ、心肺停止になったところに居合わせました。
 
客として店を訪れていた介護士の豊田将平さんと看護師の松尾憲人さん、それに店の従業員の菊地優希さんと山下聡理さんが協力して、119番通報からAED(自動体外式除細動器)の作動、心臓マッサージをするなど素早い救命処置を行いました。

遊技施設従業員 菊池 優希 さん
「頭の中でわかっていてもこういう場面ではどうしても慌ててしまう」

看護師 松尾 憲人 さん
「普段から関わっているという状況が生かせたのかなと思います」

介護士 豊田 将平 さん
「皆さんの協力のおかげじゃないかなと思います」

倒れた男性は後遺症もなく社会復帰できたとのことで、消防署では救急車の到着までの市民による救命処置が命を救ったと高く評価しています。

テレビ長崎
テレビ長崎

長崎の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。