広島土砂災害からきょうで11年です。
被害のあった広島市安佐南区では犠牲者を悼み、地域の住民などが手を合わせに訪れています。
安佐南区の梅林小学校では毎年、犠牲者を追悼するため、献花会が開かれ、20日朝も地域の住民などが花を手向けます。
2014年8月20日に起きた、広島土砂災害は未明から降り続いた大雨で各地で土砂が崩れ、災害関連死の3人を含む77人が犠牲になりました。
【兄夫婦を亡くした 立川新三さん(88)】
「10年も11年も変わらない。普段はそう感じなくなったが、ここに来れば当時のことを思い出しますね」
広島土砂災害から11年を迎え、市内各地で、鎮魂の祈りが捧げられます。