アメリカのトランプ大統領は19日、「ウクライナの国境を守るためにアメリカ軍を派遣する考えはない」との認識を示しました。

トランプ大統領は、18日に行われたゼレンスキー大統領との会談で記者団から、ウクライナの「安全の保証」のためにアメリカ軍を派遣する可能性があるか問われ、否定しませんでした。

しかし、一夜明けたアメリカ・FOXニュースのインタビューで、一転して「アメリカ軍を派遣する考えはない」との認識を示しました。

アメリカ・トランプ大統領:
大統領として(派遣しないことを)保証する。ただ人々が殺されることを止めたい。

その上で、トランプ大統領は「ヨーロッパ各国は協定の一環としてウクライナに軍を駐留させる可能性がある」と述べています。

一方、フランスのマクロン大統領はフランスのテレビ番組に出演し、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領による首脳会談は「中立国で行われるべき」として、スイス・ジュネーブでの開催を支持していると述べました。

マクロン大統領は、他にも会談がトルコのイスタンブールで行われる可能性にも言及しています。

フジテレビ
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国際取材部
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