19日朝、高知には外国客船が寄港し、おまちには外国人観光客があふれました。そんな中、はりまや橋商店街には外国人と写真を撮る侍の姿が。
林霊山さん:
「外国客船が入って、外国の方に対して土佐流のおもてなしができないかなと。侍と写真を撮ろうと。外国の方に陣羽織を着せて刀持たせて侍ポーズって言ったらみんなこうなる」
外国客船の寄港で商店街を盛り上げようと、高知になじみのある歴史上の人物の衣装で写真撮影を行っている林霊山さん。思いがけない侍のおもてなしに、外国人観光客も笑顔でした。
一方、帯屋町商店街では、地元の小学生が外国人観光客をおもてなしです。
高知大学地域協働学部の学生による実習の一つで、町の観光案内所「こうち観光ナビ・ツーリストセンター」とタッグを組み、地元の小学生が英語でガイドを行う活動を初めて実施。小学生たちは、高知市中心地のイラストが描かれたパネルを持ち、外国人観光客に道案内していました。
小学生ガイド(英語で):
「3分くらいまっすぐ行ったらひろめ市場があります。たくさんの食べ物があります」
無事、ガイドすることができたら外国人観光客から帽子にサインをもらい、児童たちはそれが増えるにつれ自信に満ちた表情になっていきました。
小学生にガイドしてもらった外国人に高知の印象を聞こうとしましたが…
鍛冶屋明香アナウンサー:「高知はExcellent?Exciting?」
外国人:「We need interpreter」
私の英語が拙かったため、先ほどガイドをした小学生を翻訳者として呼ばれてしまいました。
小学生:「How about Kochi? This Kochi is good or bad?」
外国人:「Very very good」
小学生:「よさこいなんだと思うけど、ここ通っててそれを見てたって」
外国人:「She is very good」
ガイドに通訳に大活躍です。
小学4年生:
「発音とか、よく聞いてダメだったら何言ってるか分かんないから気を付けてしゃべった。楽しかった」
高知大3年:
「きょう子どもたちから吸収した積極性や、どんどん前に出ていく力を自分自身にも取り入れてまだまだ外国人の方とお話していけたら」