厳しい暑さが続く中、水難事故への対応を強化します。倉敷市では8月19日、岡山県の消防防災ヘリコプターと水上バイクなどが連携した救助訓練が行われました。
訓練は、「川でプレジャーボートが転覆しているのが見えた」という通報を想定して行われ、倉敷市消防局などから約40人が参加しました。
訓練に投入されたのは、県の消防防災ヘリや水上バイク。上空のヘリが要救助者を見つけ、無線で報告を受けた水上バイクが現場に向かいました。またヘリを使って要救助者を吊り上げ岸まで運ぶ流れなども確認しました。
(倉敷市消防局警防課 中島活也課長代理)
「水難救助活動では広範囲な捜索が必須になる。ドローンと県消防防災ヘリコプター「きび」、水上バイクが協働することで迅速な救助活動につながると思うので、その連携を確認するために(訓練を)行った」
県の消防防災ヘリと水上バイクが連携しての訓練は県内では初めてということで、市の消防局では、今後も訓練を重ねていきたいとしています。