9月末に閉園する札幌市南区の動物園「ノースサファリサッポロ」。

 ライオンなどの大型動物の移転先が、まだ決まっていないことが分かりました。

 札幌市によりますと、ノースサファリサッポロには8月3日現在、哺乳類214匹、鳥類79匹、爬虫類32匹の計325匹が園内に残っています。

 園などによりますと、このうちトラやライオンなど大型動物の移転先がまだ決まっていません。

 動物は2024年度末時点の430匹から小型動物を中心に約100匹減り、計画を前倒しして進んでいますが、「大型動物の受け入れ先を見つけるのは難しい」と園側は説明しています。

 市は「今後も移転の動きを注視していく」としています。

北海道文化放送
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