石破首相は、日本時間19日未明に米・ワシントンで行われたアメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談について、「ウクライナに平和をもたらすためにトランプ大統領が積極的にいろんな活動をしているのは意義深い」と評価したうえで、「大事なのは、早期の停戦と極めて困難で時間がかかる公正な和平の達成の2つを、どう追求し実現するかだ」と指摘した。
また、ウクライナの「安全の保証」に日本が関与することについて、「現在進行形で進められている議論をフォローしながら、我が国に何ができるか、法制面・能力面も含めてよく検討し、しかるべき役割を果たしていく」と述べた。
NATO=北大西洋条約機構のルッテ事務総長は日本時間の19日午前、米メディアの取材に対し、米露首脳会談でプーチン大統領が容認した米欧によるウクライナへの「安全の保証」の枠組みに、日本も含む30カ国程度が関与する方向で調整していると明らかにしていた。