自民党の岸田前首相や林官房長官が18日夜、旧岸田派を中心とした参院議員と会合を行い、党内情勢や今後の政治日程についても意見が交わされた。
東京都内の中華料理店で開かれた会合には、岸田前首相、林長官、旧岸田派に所属していた参院議員のほか、7月の参院選で初当選した議員のうち4人が出席した。
さらに、2024年の自民党総裁選に林長官が立候補した際、推薦人となった参院議員も参加した。
出席者によると、参院選の慰労と当選祝いが目的だったが、党内情勢や今後の政治日程なども話題にあがったという。
自民党では、参院選敗北を巡る石破首相の責任論から総裁選の前倒しを求める意見が相次いだことを受け、総裁選の選挙管理委員会が19日に初会合を開く予定となっている。