ウクライナのゼレンスキー大統領が、アメリカ・ワシントンに到着しました。
トランプ大統領との会談は約3時間後に始まる予定です。
ワシントンに到着したゼレンスキー大統領は、自身のSNSで「戦争を迅速かつ確実に終わらせたい」と強調し、「過去のようにクリミアやドンバスを奪われることは許さない」として、改めて領土の割譲を拒否する姿勢を示しました。
トランプ大統領との会談では、安全の保証や領土問題が協議される見通しで、1対1形式のほか、ヨーロッパの首脳らも交えて行われます。
ただ、和平への動きが進む中でもロシアによる攻撃は続き、18日にはウクライナ各地で攻撃によって子どもを含む少なくとも10人が死亡、50人以上が負傷しました。
ゼレンスキ大統領はSNSで、アメリカとの首脳会談を前に「ロシアは意図的に人々を殺している」と非難しました。