17日で、お盆が終わり、富山県内の行楽地は、期間中、帰省客や家族連れでにぎわいました。

お盆期間中の北陸新幹線も1日の利用者が平均で3万9000人となり、開業以来過去2番目の多さとなりました。

JR西日本によりますと、今月8日から17日までの10日間に北陸新幹線を利用した人は39万3000人となりました。

敦賀延伸効果などで過去最多となった去年に比べると1%減少したものの、1日の利用者は平均で3万9000人となり、開業以来過去2番目の多さとなりました。

県内行楽地もにぎわいました。

射水市の太閤山ランドプールでは、3連休も含めた今月9日から17日まで9日間の入場者数は、2万9300人余りとなりました。

期間前半は雨の日が続いたことから去年に比べるとおよそ5000人少なくなりましたが、猛暑日となった今月14日は帰省客を中心に家族連れで賑わい、今シーズン最多の1日6000人余りが訪れたということです。

一方、立山黒部アルペンルートの入り込み客数は、17日までの9日間で富山・長野あわせて5万5400人となりました。

富山側で去年より3%増えましたが、長野側で16%減少し全体では8%、5300人少なくなりました。

立山黒部貫光では記録的な大雨の影響で期間前半の旅客数が減少したものの後半は
天候に恵まれたことから、全体として去年を若干下回ったとしています。

また、現在宇奈月から猫又まで一部区間で運行している黒部峡谷鉄道トロッコ電車の入り込み客数は、17日までの9日間で3万8110人でした。

去年に比べ3000人余り増加していて、黒部峡谷鉄道では営業運転開始当初から猫又での乗り降りが可能なことをPRしてきたことや、ねこ切符の配布などイベントの効果が出たと分析しています。

富山テレビ
富山テレビ

富山の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。