伊東市の田久保眞紀 市長の学歴詐称問題をめぐり、市の広報誌に誤った略歴が記載された事務手続きについて調査を進めている市議会の百条委員会は8月18日、東洋大学に対して追加で記録提出を求めることを全員一致で決めました。
伊東市議会の百条委員会は、田久保眞紀 市長が実際には除籍であるにも関わらず市の広報誌に「東洋大学法学部卒業」と記載した問題に関連して、事務手続きについて調査を進めています。
調査をめぐっては、すでに百条委員会からの請求に応じて東洋大学側から回答が寄せられていますが、委員会側は「調査報告の精度を高めたい」として、18日、東洋大学に対して改めて追加で記録を請求することを決めました。
提出期限は東洋大学が法人組織であることを考慮し8月29日に設定されていますが、請求内容に関しては「今後の調査の進行に影響がある」として明らかにしていません。
一方で田久保市長は18日朝の時点で「午前中は登庁しない」と連絡があったものの、午後になっても来ないため市職員が確認したところ「伊東に戻る時間によっては市役所に寄るかもしれない」との返答があり、その後、再び連絡を取ったところ終日登庁しない旨を伝えられたということです。
ただ、伊東市の秘書広報課では現在も田久保市長の所在をつかめていません。