10日告示される石垣市長選挙に立候補を表明していた藤本雄一さんが8日、出馬を取りやめると発表しました。
財団法人の代表を務める藤本雄一さんはこれまで「民意主導の政策立案」や「地域の分断の解消」などを掲げ市長選に出馬する意向を示していました。
8日午後、市内で会見を開いた藤本さんは経済政策やDX推進などの政策が中山前市長の掲げる内容と重なるなどとして市長選への出馬を辞退すると発表しました。
一方で議会改革が急務だとして自身は市長選と同じ日程で実施される市議会議員の補欠選挙への立候補を表明しました。
石垣市長選挙は市政野党勢力が擁立し市政刷新を掲げる元市議の砥板芳行さんと出直し選挙で5期目を目指す中山義隆さんの一騎打ちとなる見通しです。