「あの日のきょうにずきゅん」テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。

今から26年前の1999年8月8日、この年の6月に病死した広島ゆかりの歌手村下孝蔵さんを偲ぶ会が広島市内で開かれました。

広島市中区圓隆寺で開かれた偲ぶ会には、村下さんの友人やファンおよそ500人が駆け付けました。

村下孝蔵さんは、デビュー前に広島で音楽活動を続けていました。
その後オーディションに合格し、プロデビュー。1982年に「ゆうこ」、83年には「初恋」などが次々とヒットしました。
しかし、1999年6月20日、高血圧性脳内出血で亡くなりました。

この日の偲ぶ会は、アマチュア時代を過ごした広島で開かれたものです。

会の最後には出席者全員で、大ヒット曲「初恋」を何度も合唱し村下さんを偲びました。

♪「初恋」の合唱

(メモ)
村下孝蔵さんは、1953年、熊本県水俣市に生まれ、高校卒業後、社会人になったあと九州を離れ、両親の住む広島に移住した。
1973年、広島市内の専門学校に入学。デザインの勉強をしながら音楽活動を続け、広島のラジオ番組にもレギュラー出演していた。

1980年プロデビュー。1983年に「初恋」「踊り子」が大ヒットして以降、地道にコンサートツアーを続け、年1枚のペースでアルバムを発表していた。
1999年で20周年を迎え、意欲的な活動のさなか、6月24日、都内の病院で脳内出血の為、急逝。46歳。

※ソニーミュージックのプロフィールなどによる

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