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プレスリリース配信元:日本インフォメーション株式会社
暑さ対策を取り入れた生活スタイルが浮き彫りに!対策グッズ利用に変化があるのでしょうか。
総合マーケティングリサーチ会社の日本インフォメーション株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:斎藤啓太)は、インターネットリサーチで全国の20~69歳 男女1180名を対象に、「夏に関する意識調査」を実施いたしました。調査期間は2025年7月29日~7月30日です。
調査結果から得られたファインディングス
1.現在“夏”だと思う時期は、 10年前の“夏”と比べて平均1.4ヶ月長くなり、6月~9月までが7割を超える。10年前と比べ「嫌いな気持ちが増した」が約7割を占め、全体の半数以上は現在の“夏”を「好きではない」。“夏”だと思う時期は、10年前は7月~8月がメインで平均は2.2ヶ月。対して、現在は6月~9月までが7割を超えて、平均で3.6ヶ月に及ぶ。10年前の“夏”と比べて、「好きな気持ちが増した(計)」は僅か6.4%に留まり、「嫌いな気持ちが増した(計)」が69.3%に及ぶ。 現在の“夏”に対する好意度は「好き(計)」は23.0%に留まり、「好きではない(計)」が58.4%で半数を超える。
2.利用経験のある“暑さ対策グッズ”は「うちわ・扇子」「水筒・マイボトル」「帽子」「日焼け止め」が上位。「日傘」は認知が最も高いものの、男性の利用経験は12.2%に留まり、全体での利用率はやや低め。
“暑さ対策グッズ”の認知率は、全体では「日傘」71.5%、「うちわ・扇子」71.4%、「日焼け止め」70.8%、「帽子」70.3%が7割以上で上位。利用経験率は、全体では「うちわ・扇子」58.3%、「水筒・マイボトル」55.3%、「帽子」55.0%、「日焼け止め」51.8%が上位。「日傘」は39.1%。尚、男性や子供の「日傘」「日焼け止め」の利用に対する意識では、それぞれ全体の6割前後が利用に肯定的な意識を持っている。
3.“夏”の暑さによる生活への影響は大きく、半数以上で「外出」の“行動範囲”や“頻度”が低下。また、暑さで「家事のやる気」が下がるものの、物価上昇の中で「食費の節約意識」はあまり下がらない様子。
“夏”の暑さによる生活への影響(TOP2)では、「外出の際の行動範囲が狭くなる」55.5%、「体調不良や疲労感を感じることが増える」54.6%、「家事のやる気が下がる」53.9%、「買い物や外出頻度が減る」52.0%が上位。一方、「電子レンジの調理が増える」や「食費の節約意識が下がる」は2割台に留まる。
※詳細な調査結果資料(その他の質問/属性別分析を含めたクロス集計データ/報告書)を無料にて配布しております。資料をご希望の方は以下のリンクよりお気軽にお問い合わせください。
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主な調査結果
1.“夏”だと思う時期の変化 全体比較“夏”だと思う時期(月)は、10年前に思っていたのは「7月」と「8月」が8割以上で突出している以外は低めで、平均月数も2.2ヶ月に留まりますが、現在の感覚では、「6月」と「9月」を“夏”だと感じる割合が10年前と比べて5割前後増加し、「6月」から「9月」に至るまでが7割~8割を占めます。現在の平均月数は3.6ヶ月で、10年前に比べて平均で1.4ヶ月長くなったと感じています。

2.“夏”に対する好意度/10年前と比べた“夏”に対する好意度の変化
現在の“夏”の季節の好意度は「好き(計)」は23.0%に留まり、「好きではない(計)」58.4%が半数を超えています。また、10年前と比べた好意度の変化では、「好きな気持ちが増した(計)」は僅か6.4%に留まり、「嫌いな気持ちが増した(計)」が69.3%に及びます。男女それぞれ、年齢が高くなるほど「嫌いな気持ちが増した(計)」の割合が高くなる傾向です。


3.“夏”の気温・室温の感じ方
“夏”の気温・室温の感じ方の平均は、28.7℃で“暑い”と感じ始め、32.2℃で“暑すぎてなにもやる気が起きなくなる”と感じ始めます。一方、24.5℃で“涼しい”と感じ始め、20.5℃で“涼しすぎて何かをするのに影響が出る”と感じ始めます。それぞれの交点から算出した、暑すぎず、涼しすぎず、やる気や行動に理想的で最適な気温・室温は26.6℃となりました。

4.夏の“暑さ対策グッズ”の認知・利用実態 全体
“暑さ対策グッズ”の認知率は昔からある定番グッズ類は7割に及びつつ、比較的新しい部類、マイナーな部類のグッズ類においても3割前後は認知されてきています。認知者中の利用経験率が高いものは「うちわ・扇子」「水筒・マイボトル」「帽子」「日焼け止め」「汗拭きシート・ボディーシート」が上位です。利用者中の最近1~2年の利用開始率が高いものは、「クールネックリング」「空調服」「ハンディファン」「首掛けタイプの携帯扇風機」「冷却ベスト」が上位でした。

5.男性・子供の“日焼け止め”利用に対する意識
“日焼け止め”利用に対する意識は、男性の利用は「利用するのが当然」24.2%、「利用した方が良い」41.1%で、合わせて65.3%が肯定的です。また、子供の利用についても「利用するのが当然」28.6%、「利用した方が良い」41.3%で、合わせて69.9%が肯定的でした。いずれも、男性に比べて女性での肯定的な意識が特に高めとなりました。


6.男性・子供の“日傘”利用に対する意識
“日傘”利用に対する意識は、男性の利用は、全体では「利用するのが当然」19.2%、「利用した方が良い」39.0%で、合わせて58.2%が肯定的です。また、子供の利用についても、全体では「利用するのが当然」23.1%、「利用した方が良い」39.2%で、合わせて62.3%が肯定的でした。いずれも、男性に比べて女性での肯定的な意識が特に高めとなりました。


7.“夏”の暑さによる生活への影響
“夏”の暑さによる生活への影響(TOP2)では、「外出の際の行動範囲が狭くなる」55.5%、「体調不良や疲労感を感じることが増える」54.6%、「家事のやる気が下がる」53.6%、「買い物や外出頻度が減る」52.0%が上位です。対して、「電子レンジ調理が増える」「食費の節約意識が下がる」は3割を下回りました。暑さによる生活への影響は、全般的に男性よりも女性で高めとなるが、「運動やトレーニングする機会」への影響は性別や年齢による差は小さめです。


今回の調査から、現在の“夏”は10年前と比べて平均1.4ヶ月も長くなり、人々の間で「夏が嫌いになった」という意識が顕著に高まっていることが明らかになりました。暑さによる生活への影響も大きく、外出や家事など日常行動に支障をきたすケースが増えています。今後企業側には、長期化・過酷化する“夏”に寄り添う新たな価値提供が求められるでしょう。
以上、 ~今年の夏は暑すぎる!~夏に関する意識調査2025を抜粋してお伝えしました。
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<その他の質問>
・日焼け止めのタイプの認知・利用実態
・“夏”の時期に購入・利用が増えるもの
・“夏”ならではの季節商品・限定品が欲しいもの
・“夏”に摂取したい栄養素
調査概要
調査地域:日本全国調査対象:20~69歳 男女
調査実施期間:2025年7月29日~7月30日
調査手法:インターネットリサーチ
サンプルサイズ:有効回収計 1,180サンプル

レポートの著作権は、日本インフォメーション株式会社が保有します。
内容を転載・引用する場合には、「日本インフォメーション(株)調べ」と明記してご利用ください。
また、引用元として、下記リンクを記載いただきますようお願いいたします。
https://www.n-info.co.jp/report/0079
会社概要
会社名:日本インフォメーション株式会社所在地:東京都中央区銀座3丁目15-10JRE銀座三丁目ビル4F
代表取締役社長:斎藤啓太
資本金:5,500万円
設立:1969年12月1日
URL:https://www.n-info.co.jp/
事業内容:マーケティング・リサーチ事業、マーケティングコンサルティング 他
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