国や四国4県などで作る「吉野川水系水利用連絡協議会」は8月8日、早明浦ダム(高知)の貯水率が60%程度になった時点で、水の供給量を減らす第1次取水制限を開始すると発表しました。取水制限が行われた場合は、2024年8月以来となります。
四国地方整備局によりますと、吉野川上流の8月の降雨量23.9ミリ(平年:393.7ミリ)で、雨の少ない状態が続いています。
早明浦ダムの8日午前0時現在の貯水率は83.7%です。(平年値:79.9%)今後、全く雨が降らない場合は8月17日ごろにも、ダムの貯水率は60%程度になる見通しです。
第1次取水制限が実施されると、水の供給量は香川用水が20%、徳島用水が14.5%削減されます。