小林製薬は、去年発覚した紅麹サプリによる健康被害の補償対象がおよそ500人に上っていることを明らかにしました。
小林製薬は、5日中間決算発表会見を開き、紅麹サプリの健康被害に対する補償の進捗状況についても報告しました。
紅麹サプリをめぐっては去年3月、腎障害などを発症する健康被害が発覚し、小林製薬に対しておよそ840人が補償を申請しました。
小林製薬によるとこのうち500人近くを補償対象と確認し、およそ100人に対しすでに慰謝料の支払いなどを完了したということです。
【小林製薬・豊田賀一社長】
「(補償は)手続きをきっちり踏んでやっており、進捗させています」
補償の申請について、小林製薬では期限を設けず対応するとしています。