8月5日、三重県鈴鹿市の変電所の鉄塔高さ45メートルから作業員が転落し、搬送先の病院で死亡が確認されました。
■鉄塔に登り錆を防ぐ塗装中に転落か
事故があったのは、鈴鹿市岸田町の中部電力パワーグリッド岸田変電所で、午前10時すぎに「作業員が転落した」と119番通報がありました。

警察によりますと、鉄塔に登って錆を防ぐ塗装をしていた愛知県あま市の塗装業・村上大吾さん(36)が、高さ45メートルの部分から転落したとみられ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
■中電パワーグリッドが状況を確認中

工事を発注した中電パワーグリッドは「警察の調査に全面的に協力し再発防止に努める」とした上で、「通常は転落防止のハーネスなどをつけるが、きょうの状況は確認中」としています。