8月に入りさらに続くうだるような暑さ。そしてまとまった雨の無い期間は2週間以上に…。
農家:
葉が白くなってイネの穂の生育が悪くなる。
猛暑と少雨は深刻さを増しています。
群馬県伊勢崎市で5日、国内の観測史上最高となる41.8℃を観測するなど、全国で暑さが猛烈さを増す中…。
田中祐一朗記者:
正午過ぎの松江市内です。肌にまとわりつくようなジメジメとした暑さが続いていて、こちらの温度計では35℃を示しています。
各地の最高気温は、松江で36.2℃だったほか、米子で37.4℃、鳥取で36.3℃など体温並み・体温超えの猛暑となりました。
そして少雨も深刻です。
山陰地方は4日午後にところどころで雨が降りましたが、水不足を解消するにはほど遠く、これで2週間以上まとまった雨が降っていません。
農家の男性:
(水の)流れる量が少ないです。
安来市の能義平野に広がる田んぼでも、水不足が厳しさを増しています。
田んぼに水を引き入れる飯梨川水系では、5日から農業用水の取水制限が60%に引き上げられ、懸念がさらに強まります。
農家の男性:
ちょっとずつ(減らして)下のほうにいくようにしております。
今はまだ稲ヘの直接的な影響は出ていませんが、待ったなしの状態です。
農家の男性:
今はいいけども、水が無くなると葉っぱが白くなってイネの穂の生育が悪くなる。それ(雨)ばかり望んでいます。