参議院選挙での与党の敗北後、初めてとなる国会での論戦が行われ、石破首相は政権継続への意欲を強調しました。
衆議院の予算委員会では、野党の代表らが質問に立ち、アメリカとの関税合意などを巡って論戦が交わされました。
石破首相は、自動車関税を15%にする大統領令の発令に向け「全力を注ぐ」などと述べ、続投に強い意欲を示しました。
国民民主党・玉木代表:
そもそも総理、いつまで続投されるんですか。
石破首相:
国難という言い方をあえてするならば、その突破。それがいつなのかということは断定できません。
一方、自民党は、選挙で落選した候補者からの聞き取りを行いました。
自民党・長尾敬元衆院議員:
即、石破総裁は辞任していただきたいという話をはっきりと申し上げました。
森山幹事長ら執行部に対し、出席者から「組織としてのけじめをつけないと、新たなスタートは切れない」との意見も出たということです。
自民党は、敗因について8月中に報告書をまとめる方針です。