日銀による利上げを追い風に、3メガバンクの2025年度の最終利益が初めて1兆円を超える見通しです。
三菱UFJフィナンシャル・グループが2025年4月から6月までの連結決算を発表し、最終的な利益は前の年の同じ時期から1.8%減り、5460億円となりました。
一方、2025年度1年間の最終利益は、過去最高となる2兆円の見通しを維持しました。
アメリカの関税措置の影響は今のところ限定的としていて、日銀による政策金利の引き上げで「金利のある世界」となったことなどが、収益を押し上げました。
みずほフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループも1兆円を超える見通しで、3メガバンクがそろって1兆円を超えるのは初となります。