大分市と大分空港を結ぶホーバークラフトの定期就航が始まって1週間が経ちました。
トラブルは起きておらず、順調な滑り出しとなりましたが、大分駅と西大分のターミナルを繋ぐシャトルバスは空席が目立つなど課題も見えています。
◆TOS梅田雄一郎記者
「西大分のホーバーターミナルです。夏休みに入ったということもあり、こちらのターミナル、大きな荷物を持った大勢の人でにぎわっています」
7月26日に定期就航が始まったホーバークラフト。大分市発と空港発あわせて1日8便運航しています。
これまでに運航休止となったのは津波注意報などによるもので、いまのところトラブル無く順調な運航が続いています。また利用状況もおおむね好調だということです。
◆千葉から来た親子
「楽しかった」
「すごい早かったよね」
「(事故の不安は)クリアされて定期運航されていると思ったので不安はありませんでした」
一方で県によりますとJR大分駅と西大分のターミナルを結ぶ無料のシャトルバスについては、1便あたりの平均乗車率は15%程度に留まっているということです。
ホーバーの定期就航からおよそ1週間。佐藤知事は4日の定例会見で運航は順調だという認識を示しました。
◆佐藤知事
「本日に至るまで何のトラブルも無く安全に運航が出来ていることについては良かった。だんだん安定的に運航されていることに伴って乗客の数も増えてきている」
また佐藤知事は「利用者が増えれば徐々に便数を増やせる。今後はニーズの把握とそれに対応した増便が課題だ」と述べました。