福岡市は、小中学校の給食費を2学期から無償化することにあわせて、アレルギーで弁当を持参している子供の家庭に対し、1食あたり200円あまりを支給する方針を決めました。

福岡市では、夏休み明けの2学期から市立の小・中学校の給食費が無償となり、年間で、子供1人あたり約5万円の負担軽減になるとされています。

一方、アレルギーが原因で給食を食べずに弁当などを持参している子供の保護者からは、無償化の恩恵を受けられないため対策を求める声が上がっていました。

このため福岡市は、弁当を持参した子供の保護者に対し、給食費に相当する額を2学期から現金支給する方針を決め、4日、市議会に報告しました。

支給額は、小学生で1食あたり243円ほど、中学生で289円ほどだということです。

市内で100人程度が対象となる見込みで、年度末に各家庭に支給される見込みです。

そもそもお弁当を作るのにはすごく手間が掛かるし、今は食材費が高騰して弁当を一回作るのにも結構なお金が掛かるので、給食の無償化にあわせて2学期から「同じ額」が支給されるのは本当に大きいと思う。

テレビ西日本
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