8月2日未明、北海道帯広市で警察官が保護するために路上に押さえつけた30代の女性が死亡しました。その後の司法解剖で死因は急性心機能不全だったことが分かりました。北海道警察によりますと、警察官の押さえつけと女性の死亡との因果関係は認められず、病気が原因で亡くなる「内因死」だったとしています。
 
 2日午前3時30分ごろ、帯広市西19条南3丁目で市内の30代の女性が裸で大声を出して走り回っていました。

 駆けつけた警察官に向かって来るなどしたため、男性警察官2人が女性を保護しようと、路上にうつ伏せで押さえつけました。

 女性は意識がなくなり病院に搬送されましたが、2日午前9時30分ごろ死亡しました。

 その後の司法解剖で女性の死因は「急性心機能不全」だったことが分かりました。

 また簡易検査の結果、アルコールや薬物は検出されなかったということです。

北海道文化放送
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