2024年、大分県大分市の自宅に母親の遺体を遺棄した罪などに問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。
死体遺棄と詐欺の罪に問われているのは大分市の無職・小野忠浩被告57歳です。
起訴状などによりますと小野被告は2024年10月、母親のスマ子さん93歳の遺体を自宅の床下に遺棄したとされています。
また、市役所などにスマ子さんの死亡届を提出せず、年金あわせて53万円余りを不正受給した詐欺の罪にも問われています。4日開かれた初公判で小野被告は起訴内容を認めました。検察側は冒頭陳述で「被告は当時仕事をしておらず2か月に1回スマ子さんに支給される年金に頼って生活していた」などと指摘しました。
次の裁判は8月8日に行われ、結審する予定です。