長崎ピース文化祭の応援事業にも選ばれたハウステンボス歌劇団の新作の公演が1日から始まりました。物語の舞台は約400年前のベトナムと長崎です。

ハウステンボス歌劇大劇場で始まったチーム華の歴史歌劇「花は海を越えて-Princess Anio-」です。

長崎くんちの御朱印船でも知られる長崎の貿易商人 荒木宗太郎とベトナム アニオー姫の実話を基にしたラブストーリーです。制作にあたってスタッフと出演者は実際にベトナムを視察し、現地のエネルギーを感じながら作り上げました。ダイナミックな映像とリンクした華やかな演出も見どころです。

ハウステンボスの高村社長は「歌劇で長崎の歴史や文化を届けたい」と自信をのぞかせています。

ハウステンボス歌劇団 チーム華 荒木宗太郎役 紫城けいさん
「長崎の人はもちろん 日本中、世界中の人に見てもらいたい」

ハウステンボス歌劇団 チーム華 アニオー姫役 舞音帆乃佳さん
「ベトナム、そして世界中の交流、発展につながる大きな作品になれば。心を込めて届けたい」

この歴史歌劇はながさきピース文化祭2025の応援事業にも選ばれているほか、ベトナムでの海外公演も予定されていて日本とベトナムの新しい交流の懸け橋になると期待されています。

テレビ長崎
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