一般貨物船『れいめい』の見学会が先日、宇城市の三角港でありました。
これは、船の仕事に興味を持ってもらおうと、上天草市海運業次世代人材育成推進協議会が『みすみ港祭り』に合わせて企画したものです。
広島の新光海運が所有する『れいめい』は、普段、鉄製品を北九州から北海道まで運んでいますが、〈H2ロケット〉や〈新幹線〉を運んだこともあるといいます。
見学者は、船内にある実習生の部屋や食堂、エンジンルームなどを見て回ったほか、舵を動かしたり、汽笛を鳴らしたりして楽しんでいました。
企画した協議会は、「人手不足なので海運業の事を知ってもらい、将来、船の仕事に携わる人が少しでも増えてもらえたら」と話していました。