1997年、鹿児島県阿久根市大川の民家で夫婦が2人組の男に襲われ、夫が死亡した強盗殺人事件が未解決のまま28年となった1日、事件解決に向け、捜査検討会が開かれました。
1997年8月1日の午後2時ごろ、阿久根市大川の民家に2人組の男が押し入り、金を要求して、夫婦を金属バットで殴り、当時63歳の下薗功さんが死亡、妻も大けがをしました。
この強盗殺人事件は未解決となっていて、県警は31日までに、延べ約5万7000人の捜査員を投入し、現在も5人が専従で捜査しています。
事件の発生から28年となる1日、県警察本部と阿久根警察署をリモートで結んで、県警の刑事部長や阿久根警察署長ら10人が捜査検討会を開き、事件の捜査方針などを話しあいました。
検討会は非公開で行われ、県警の鶴田刑事部長は「被害者及び御遺族の無念や地域住民の解決を願う思いを重く受け止めて、必ず犯人を検挙する信念を持って捜査を進めてまいりたい」とコメントしました。
阿久根警察署は引き続き事件に関する情報提供を呼びかけています。