連日の猛暑に人気が集まるのがヒンヤリする氷。愛媛県松山市の釣り具店では売上げが好調で1日も買い求める人が見られました。実は「釣り以外」の目的で買っている人が増えているんです。
釣り具のフレンド・宇田明正社長:
「今年も暑いものですから、去年よりおかげさまで売上げはウナギ上りって感じですね」
松山市内の「釣り具のフレンド」。売り場にある大きなクーラーボックスには氷がビッシリ。長方形状の「角氷」と「バラ氷」の2種類を販売しています。
7月の1カ月間の売上げは、愛媛県内にある3つの店舗あわせて去年の同じ時期より1割ほどアップ。松山本店では1カ月間で約4.7トンの氷が売れました。特に去年から販売を始めた「バラ氷」の人気が高まってきているといいます。実は氷を買う目的が「釣り」以外のものが増えているんです。
宇田明正社長:
「釣り人はもちろんなんですけど、イベントとかBBQとか、子どものスポーツの集まりとか、そういう方々が買われることもあります」
店内のクーラーボックスには1日に3~4回補充するという氷。店の隣には巨大な冷凍庫があり、1日時点も2トン以上をストック。本来は冷凍エサを置いているといいます。
テニススクール「ウイナー」武方竜二代表:
「テニススクールしてるんですけど、水を頭からぶっかけるんで、使う氷を毎日買いに来ています」
テニススクール「ウイナー」では、指導者が練習場でクーラーボックスに大量の氷と水を投入。このキンキンに冷やされた氷水を、朝から晩まで練習する子どもたちにぶっかけます。夏休みには1日5回ほど浴びているといいます。
テニススクールの子ども:
「最高です!」
「ガリガリ君食べたみたいに頭がキーンとします」
武方竜二代表:
「四国大会全国大会勝ち抜くためには暑い中、しっかりと練習や試合を重ねてやっていかなきゃいけない。これが大切かなと思います」
この釣り具店は、三津浜花火大会会場でも業者向けに氷を販売する予定。氷の需要は様々な場面で高まっています。
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