夏休み、帰省や旅行などで車で出かける機会も多いのではないでしょうか。警察は29日レジャーシーズンに事故が多発するという熊本市西区河内町の国道で安全運転を呼びかけました。

【前田 美沙希 記者リポート】
「玉名市へと続く熊本市西区河内町の国道501号線です。レジャーシーズン、8月以降に交通事故が多発する傾向にあるということで、運転手に注意を呼びかけています」

熊本南警察署と玉名警察署が合同で交通安全キャンペーンを行ったのは、熊本市と玉名市などを結ぶ国道501号線です。

警察によりますと、この道路では、2020年から去年までの5年間で重傷事故や死亡事故が27件発生したということです。

特に、レジャーシーズンでもある8月から10月にかけて発生件数は増加傾向にあり、去年9月には普通乗用車と軽自動車が正面衝突。

軽自動車に乗っていた親子4人が死傷しました。

29日は警察官や地元の有志合わせて約30人が参加。

午後4時ごろから、通りかかる車の運転手に声をかけ、安全運転を呼びかけるチラシや、芳香剤・入浴剤などのリフレッシュグッズを配りました。

事故の原因は様々ですが、スピードの出しすぎや居眠り運転、疲労がたまった状態での運転は重大な事故につながる危険があります。

【熊本南警察署 橋本 和明 交通一課長】
「通勤時間、中間帯(午後2時~)、帰宅時間に正面衝突や出合い頭の事故が多発している。眠気があるときは15~20分間、仮眠を取りましょう。また、長時間運転するときには2時間程度の休憩を取りましょう」

テレビ熊本
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