松山の当時の自宅で寝たきりの夫にインスリンを注射し、殺害しようとした疑いで逮捕された女が30日、傷害の罪で起訴されました。

傷害の罪で起訴されたのは、松山市鉄砲町に住む無職・田村一美被告(59)です。

起訴状などによりますと、田村被告は当時住んでいた松山市清住の自宅で去年10月、寝たきりで体が不自由だった夫(当時57)に対し、自身に処方されていた糖尿病の治療薬「インスリン」を注射し、低血糖性昏睡にさせた罪に問われています。

夫はその後回復したものの、去年の年末に別の病気で死亡しています。

田村被告は殺人未遂の疑いで逮捕・送検されていて、松山地検は傷害の罪に変更した理由を「証拠関係に照らして」としています。殺意が立証できなかったものと見られます。田村被告の認否は明らかにされていません。

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テレビ愛媛
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