カムチャツカ半島で発生した地震の影響で、東海地方では午後2時19分に名古屋市で20センチの津波が観測されました。引き続き、海岸から離れて、高い場所へ逃げてください。

 30日午前8時25分ごろ、ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とするM8.7の地震があり、東海地方では新たに、午前2時19分に名古屋市で20センチの津波が観測されました。

 また、愛知県豊橋市の三河港で午後3時3分に20センチ、三重県尾鷲市では午後2時19分に観測された20センチを上回る、30センチの津波が午後2時54分に観測されました。

 東海3県では、他にも沿岸部の各地で津波が観測されています。

・三重県熊野市遊木(ゆき) 午後2時12分 30センチ
・愛知県田原市赤羽根 午後2時43分 30センチ
・三重県四日市市 午後2時59分 10センチ
・愛知県半田市衣浦(きぬうら)午後3時1分 20センチ
・三重県鳥羽市 午後3時17分 30センチ

 東海3県では引き続き、愛知県外海と三重県南部に津波警報、伊勢湾、三河湾には津波注意報が出されています。

 津波は第2波、第3波とより高くなることがあります。沿岸部や川沿いにいる人は、今すぐ高台や避難ビルなど安全な場所に避難するようにし、海には近づかないようにしてください。

東海テレビ
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