津波警報の発表を受けて富山県は、太平洋側の海域で操業する県内船籍の遠洋漁船10籍の安否の確認を急いでいます。

県水産漁港課によりますと、太平洋側の海域で操業する県内船籍の遠洋マグロ漁船が5籍、サンマ漁船が6籍あります。

このうち、魚津港に停泊しているサンマ漁船1籍を除く10籍が北海道根室市の花咲港と宮城県気仙沼市の気仙沼漁港に停泊しています。

30日朝の津波警報発表を受けて、水産漁港課の職員がそれぞれの船主に電話で船や乗組員の安否を確認したところ、午前11時30分現在、被害は確認されていません。

花咲港や気仙沼漁港では、岸壁に船を係留したままにしておくと津波で被害が出るおそれがあるため、それぞれの船は一旦港を出て、沖合で津波をやりすごすということです。

富山テレビ
富山テレビ

富山の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。