サイコロを使ったボードゲームで子どもたちが税金について学ぶイベントが29日熊本市でありました。子どもたちはゲームを楽しみながら納税などを疑似体験しました。

【参加した児童】
「税金のことを知りながらゲームを進めることができて、税金も生活の中で色々なことに使われていることを知りました」

このイベントは、子どもたちに税金の果たす役割などを学んでもらおうと、熊本法人会の青年部会が毎年、夏休みに開いているものです。

29日は熊本市内などの小学4年生から6年生の36人がサイコロを使ったボードゲームで税金の仕組みや役割について学びました。

子どもたちは会社員や看護師、サッカー選手などの職業に分かれゲームに臨み、サイコロを振って『給料日』のマスに止まると、〈模擬紙幣〉の給料を受け取ることができますが…。一部は税金として役所に納めることに…。

【やり取り】
【スタッフ】「みんなのお父さん、お母さんも仕事をして給料もらったら…」
【子ども】「税金取られる!」
【スタッフ】「取られるというか、払う…」「税金2万円おいてください」
【子ども】「はあ~?厳しいって」
【スタッフ】「これが世の中のお金になるから」

子どもたちは楽しみながら税の知識と理解を深めていました。

【参加した児童】
「(親に)『これ買って~』とかそんなに言わないようにしようと思った」

【熊本法人会 税制委員会 宮本 孝司 委員長】
「税金を払うということがどういうことかを知ってもらって、税金が自分たちにとってどういう役割を担っているのか徐々に知ってもらいたい」

テレビ熊本
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